【体験講座】福寿園 お茶と日々の暮らしの幸福感
お茶は人と人との間に対話をうみだします。人と対話をしたいときに”お茶に行きませんか”と誘う習慣がありますが、お茶は人と人との対話を促し、絆を深めてくれるもの。そのことを私たち日本人は認識しています。
今、もう一度お茶を中心にし、争いではなく対話による豊かな日常を思い出しましょう。日本では昔から、団らんする部屋を“茶の間”と呼んでいました。人と人とが、家族同士がお茶がある空間で対話をして、お茶を飲んで対話することによる心の豊かさを思い出していただきます。
お茶という身近にあるものを通じて、自分自身の心の中にある平和を求める感情や、人間関係が希薄になりつつある現代におけるコミュニケーションのあり方を考えるきっかけを作っていきます。
皆様がよくご存じのサントリー【伊右衛門】を共同開発した京都の老舗茶舗:福寿園がお茶の歴史・価値についてご説明します。
このプランの特徴
【プログラム内容】
■お茶の歴史と生活の中での茶の存在価値を学びます。なぜ日本にお茶文化が広がり根付いたのか。各時代の変化の中で、お茶の存在価値や役割がどう変わったのかを学びます。
■急須・茶碗⇒ペットボトルへのお茶の変遷を知り、将来のお茶の姿・日本の名産品としてどうやって残していくべきなのかを考えることで、文化の大切さを再認識する機会とします。
■茶園を実際に見て適した条件を知ることで、気候の重要さを理解し、環境問題について考えます。
■お茶作りに関する体験をすることで、その奥深さを学び、今までよりも身近に感じるようになることで、健康への効果にも繋がることを理解します。
➀お茶の歴史と呈茶の目的について学ぶ
◆なぜ日本でお茶が広がったのか。社会の変化と共にどのように役割やかたちを変えてきたのか
◆なぜ呈茶は始まり、どのような目的で行われてきたのか
➁工場見学・体験の実施
◆製造工程の説明・注意点
◆お茶作り体験(製茶機械デモンストレーション・石臼体験など)
➂SDGs・環境問題(食品ロス)・健康への認識付け
◆茶栽培に適した自然・気候を守っていくために限られた資源をどのように利用していくのか
◆長寿社会を生きていく中でお茶がもたらす健康への効果【プログラムスケジュール例】
※体験人数によりグループ分けを行いご案内する場合、行程順序が変更になる場合がございます。
【A案】
①10:00- ご挨拶およびガイダンス(日本文化の中でのお茶の存在価値)
場所:センターゾーンコミュニティホール
②10:15- 茶道マナー体験 場所:茶室福寿庵(広間席)
③10:45- 茶園・製茶室ご案内(栽培や製茶工程の説明、製茶機械のデモンストレーション等)
場所:施設内茶園および製茶研究室
④11:15- ショッピング
⑤11:40 終了【B案】
①10:00- ご挨拶およびガイダンス (日本文化の中でのお茶の存在価値)
場所:ノースゾーンスクール室
②10:15- 石臼体験
③10:35- 抹茶の点て方インストラクション(お菓子付)
④10:55- 館内案内(2Fプロモーション室、3F世界の茶研究室)
⑤11:20- ショッピング
⑥11:40 終了
このコンテンツのSDGs分野
ツアー概要
- 実施可能時期
- 通年実施可能
※基本は平日、土日の場合は要相談。他予約の兼ね合いもある為、事前にご相談願います。 - 所要時間
- 10:00~11:40/13:00~14:40
- 実施場所
- 福寿園CHA遊学パーク(〒619-0223 京都府木津川市相楽台3丁目1-1)
- 価格
- 【A案】おひとり様 5,300円(税込)
【B案】おひとり様 4,700円(税込) - 催行人数
- 40名程度まで
※日程、プログラムによる為ご相談願います。
【事前学習】
➀お茶の歴史について学ぶ
・なぜ日本にはお茶の文化が生まれ育ったのか
・日本人はなぜお茶を日常に取り入れたのか
➁茶栽培に適した気候と環境問題について考える
➂日常生活でのお茶の存在について考える
【現地学習】
➀「現場」にてプログラム体験学習
➁呈茶の目的と効果について知る
➂茶園の見学と気候について知る
【事後学習】
➀対話・思いやりについて考える
➁製茶におけるSDGsの取り組み
➂自身の生活への置き換え
・日本の文化の中のお茶の存在価値を思い出す。
・健康に与える影響