日本遺産・琵琶湖疏水 ~びわ湖疏水船<貸切用>~
疏水船で辿る先人たちの夢の水路(みち)
乗船する事でしか見られない数々の偉業の跡
琵琶湖疏水は、東京遷都により衰退した京都産業復興のためにつくられた人工運河です。数々の困難を乗り越え成された事業は、日本人のみの手で行われた明治期京都の一大プロジェクトでした。その琵琶湖疏水が70年の時を経て復活。
四季折々の風情を醸し出す疏水周辺の景観を堪能しつつ、先人たちの偉業をご自身の目で確かめる船の旅をお楽しみください。
▶ならではポイント
《乗船した人のみが見られるポイント》
・各トンネルの入り口に掲げられている明治を代表する政治家たちが揮毫した扁額の中で、唯一トンネル内にあるのが疏水事業の計画と建設を進めた第三代京都府知事・北垣国道の扁額です。
・日本で初めて採用された「竪坑方式」の竪坑を、乗船した方は下からご覧いただけます。
このプランの特徴
~びわ湖疏水船<貸切用>~
貸切船(9名もしくは12名乗り)で運航。
蹴上から三井寺間を上り便で35分、下り便で約55分で乗船します。
2024年から航路を延伸し、大津港(琵琶湖)までつながる航路も誕生しました。1年間で数日間だけではありますが、特別な延伸便もご利用ください。
三井寺港から出発するとすぐに約2.5キロの第一トンネルがあり、そこを抜けるともう京都・山科で船溜まりが見えてきます。
周辺は桜の名所で春はもちろん、秋には紅葉も堪能できます。
全工程中4つ目のトンネル(第三トンネル)の手前には、明治36年につくられた日本最初の鉄筋コンクリート橋である《第11号橋》もご確認いただき、終着の蹴上乗船場では、旧御所水道ポンプ室をぜひ間近でご覧ください。明治期の京都に思いを馳せながらご堪能ください。
☝上り便と下り便はココが違う
下り便は流れに沿ってゆったり進んでいきますが、上り便では流れに逆らってスピードを上げて進むため、乗船時間は少し短めですがアトラクションの様な感覚に浸れます。
利用概要
- 利用可能時間
■所要時間
★三井寺便
上り便 約80分 (乗船時間約35分)
下り便 約100分(乗船時間約55分)
★大津港便
上り便 約110分 (乗船時間約65分)
下り便 約130分(乗船時間約85分)
■設定期間
2024年3月28日~6月9日
2024年10月1日~11月30日
※設定除外日:運休日(運休日はお問い合わせください)
- 収容人数
■対応可能人員
9名もしくは12名
- 備考
【ホームページ】
https://biwakososui.kyoto.travel/
【アクセス】
蹴上乗船場:京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅1番出口から徒歩約5分
三井寺乗船場:京阪電鉄石山坂本線「三井寺」駅から徒歩約3分
大津港乗船場:京阪びわこ浜大津駅から徒歩3分
【問い合わせ先】
びわ湖疏水船受付事務局(JTB京都支店内)
TEL:075-365-7768e-mail:jimu-2@biwakososui.jp